【稲盛和夫著】『働き方』を読んで

ブログ

2023.10.29 2023.10.15

「仕事で成功したい」「もっとお金を稼ぎたい」と思っている向上心の強い方は

たくさんいると思います。そういった方は本屋さんに行って「自己啓発本」を読み漁る

という方も多いと思います。私もその一人です。

世の中にはいわゆる「成功者」と呼ばれる人はたくさんいて、「成功者の本」という物が

溢れかえっていますが、本日は京セラの創業者・稲盛和夫さんの書物を読んで感じた事を

書いていこうと思います。

稲盛和夫さんに関する名言

稲盛さんに関する名言は沢山ありますが、特に心に響いたものをご紹介したいと思います。　　　　　※下記の言葉は、三笠書房の『働き方』から引用しています。

ただ一生懸命に働くこと
順境なら「よし」。逆境なら「なおよし」
安楽が心地よいのは、その前提として労働があるからにほかなりません。
「天職」とは、出会うものではなく、自らつくりだすもの
「創造」というものは「素人」がするもので「専門家」がするものでない。新しいことができるのは、何ものにもとらわれない、冒険心の強い「素人」
人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力

まとめ

私が思う稲盛さんはひと言で言うと「完璧主義者」そのものです。そういう意味では、アップルの創業者のスティーブジョブズさんにかなり近い気がします。

やはり、何か大きなことを成し遂げる方は「妥協を許さない気持ち」というものが強いのでしょうか。あとは、その想いを自分だけではなく、周りの人間にも共有させる力が必要になってくるのでしょう。ただ「完璧主義」を強制するだけではなく、京セラの経営理念にあるように『全従業員の物心両面の幸福を追求する』と、あるように「厳しさと、やさしさ」の両方を持っていないと、周りの人間もついていかないので、その両面を持ち合わせているのが、稲盛さんの最大の魅力なんでしょうね。